くじ運が悪かったために市のお仕事が回って来てしまいました。その一環として老人向けサービス施設の見学に
全然やる気なかったんですけれど、伺った施設のあまりにも人道的な経営にくらくらして帰って来ました。
なんかもうひたむきにお年寄りの事考えてます、という感じの青年が所長でした。
あとですに聞いたところ(トランポリンで転げまわるような女だけれど、実はケアマネージャーの資格を持っている)私が行った所は、ああいった所謂宅老所が嫌いな方でも「あそこだったら行ってもいい」と言うくらい評判がいい所だそうです。
その代わり人気があって順番待ち、おまけに入院等で通えなくなったお年寄りがいらっしゃると、その方が退院した時に帰る場所がないと気の毒だから…と代わりの人を入れずに空きのまま待っているらしい。
「そんな施設他にはどこにもないんだけどねー」
とすが苦笑いしておりました。
定員13人なので、数人のお休みがそのまま収入源に直結するらしいです。
大丈夫なのか!?青年!そんなんでほんとに大丈夫なのか!?
と心配したくなるような経営。
そもそも、帰宅して約束があったすと会った時に
「今日施設見学でねー、すちゃんとすっごく気が合いそうな人に会ったよ〜」
と言ったら
「○君!?あ、ともだちともだち。価値観が割りと似ててねー」って。
や っ ぱ り ね 。
あんた達、似てるもんね。
ふと脳裏に「貧乏くじ」とか「同病相哀れむ」とかそんな言葉が浮かびます。何故だろう何故かしら。
そう言えばすに話していない事がありました。
当日、やはり介護相談員という外部の、気持ち年配の女性がいらしたんですが、今度子犬を飼うらしく、
「どんな名前がいいと思います?」
とお年寄りに話を振っていました。
「ドルちゃんとかリラちゃんとか、お金の単位がいいかな〜と思って。息子の家にいる犬がフランだから」
その場にいるのは80、90のお年寄り、殆どが認知症入っていると説明を受けております。
「ユーロとかいいと思うんだけれど。」
さて私、「思いつきで言葉を口にしない」を人生の戒めとして暮らしているつもりでございます。
つもりではございますが!
「80、90に向かってユーロはないだろうが!ユーロは!」
と思った途端に
「ペソがいいんじゃありません?通貨単位だし。」
と言ってしまったorz。
あの空間には何か棲んでいるに違いない。
だからいつも「君子は危うきに近寄らない」って言ってるのに。


